昭和法人会からのお知らせ

 青年部会では、9月29日（水）及び12月13日（月）の2回、名古屋市公会堂の集会室にて、税務研修会を開催しました。
9月29日に開催した第1回目の研修会では、導入間近である「消費税インボイス制度の概要」について昭和税務署松永法人会税第一統括官に講師をお願いし実施いたしました。
消費税の仕入税額控除の方式として「インボイス制度」が令和5年10月1日から実施されることにより、この移行に伴い適格請求書（インボイス）の発行が事業者に求められることとなります。このインボイスを発行できるのは「適格請求書発行事業者」に限られ、この発行事業者になるためには登録申請書を税務署に提出する必要があることなど、この制度の一上させ、自社の成長を目指していくことを改めて考え直すとても良い研修会となりました。

第2回目の研修会は、12月13日（月）、就任2年目となる昭和税務署筆頭副署長 石川たき子氏に講師をお願いし研修会を開始しました。
石川筆頭副署長様には、「女性税務職員が感じること」と題して、男女雇用機会均等法が施行されて間もなく、女性税務職員が少なかった時代に採用された後、税務職員として経験された様々な職務内容を、女性としての視点を織り交ぜながらわかりやすくお話しいただきました。税務署の中心業務である税務調査を担当されていたのはもちろんのこと、採用間もない職員を指導する教育官、酒類業の健全な発達をサポートする酒類業調整官や、納税者の正当な権利利益の救済を図る審判官など、普段お話を伺うことのない興味深い内容であり、有意義な研修会となりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（研修担当副部会長　穂刈紀希）